こんにちは 松山誠と申します。
 現在は、ソフトハンザという音楽出版社を運営しつつ、プロデューサーでもあるギタリスト「村松邦男」を個人的にマネジメントしております。
 最近は、二人でデモテープを聴いたり、ライブハウスに足を運んだりしております。
  ライブハウスにはバンドを見に行きますが、中に可能性を感じさせるバンドも存在します。そんなバンドの連中を見ながら、聞きながら、ある時はバンドのメンバーと一緒に酒を飲みながら、考えることがあります。
  一言でいえば、「おしい!」バンドが多い、ということです。
  ご承知のとおり「村松邦男」は、「シュガーベイブ」というバンドのメンバーでありました。しかし「シュガーベイブ」といえども、最初はアマチュアバンドであったわけで、どこから、プロ意識に目覚めたのか?という僕の質問に、彼は、「一に山下達郎という希有の才能と、何よりも目標高き彼の上昇志向にひきづられて・・・次にコマーシャルの現場仕事を多数こなしたこと・・・最後に「大瀧詠一」のレコーディングへの参加で自覚した。」といいました。また「それなくば、シュガーベイブは名もなきアマチュアバンドの一つで終わっていたかも。そうならかったのは、ひとえに良き巡り会い、叱咤、助言、機会に恵まれた偶然の結果だけのことかもしれないね」とも。

 最近のバンドでも、「いいのになぁ。でも、このままでは、何も起きないだろうなぁ。」と思うバンドが少なからず存在します。そんなとき、なにか適切なアドヴァイスを与えられないものか、と思います。
  一昔前なら、レコード会社も、いまよりももう少し長い目でアーティストを育てる時間的余裕と、それを役目と自覚している「ディレクター」がいました。
  しかし、最近では、時間も人も余裕がなくなりつつあるようです。それでいて「どこかに、売れるバンドはいないものか」と探しています。確かにすぐれたバンドは、実力と、さらには自ら「運」すら伴って、まるで時代に背中を後押しされたがごとく鮮やかにデビューします。でもそこにスタッフの力を見ることは少ないのでは。
  その影で、あと一歩の、後押しや育成や励ましや、よきダイレクションさえあれば、メジャーのレベルに達したかも知れない(売れるかどうかは別にして)数多くのバンドやアーティストが可能性をもったまま消えているのではないでしょうか?

業界全体のために!などと大仰なことを言う資格も立場でもありませんが、もったいことではあります。
  そんな中、傍らで「村松邦男」を見ながら、今日ほど恵まれた状況になかった頃から日本のロック・ポップシーンを切り開いた多くのミュージシャンたちの経験(血豆を潰しながら練習したり、自分のプレイに酔って涎を流したり、果てはライブで石を投げられたり!などなど)や知識(テクニックではなく、考え方・・なぜバンドをやるのか?なぜ音楽をやるのか?とかも含めて)こそがそんな手助けになるのでは?
と考えて、ホームページ「バンドビルダー」を創ってみました。

 「バンドビルダー」って何?とお思いの方、是非、上の「bandbuilderとは」というボタンをクリックして見てください!

 ご一読いただければ、大変幸いです。 その上でもしご興味があればご連絡ください。お伺いして是非詳しくお話させてください。

松山 誠 ノレソレオフィス
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